悪足掻きはするべきか? ーミルキィホームズTDのテーマについてー
待ちに待ったミルキィ4期も既に5話、期待以上の出来で大満足してます。
ギャグ一辺倒の作品としか思えませんが、このアニメのテーマってなんでしょう?
僕はタイトルに書いた「悪足掻きすることの是非」だと考えています。
それは茉莉音ちゃんに投げかけられた言葉を見れば分かると思います。
まず2話の千田ちゃんです。
なんでこの人(茉莉音)は首じゃないんですか?
その最高のアイドルの仕事が話題性だけでキャスティングされてネットを炎上させる吹き替え、お似合いね
4話のサキコさん、5話の子役ちゃんも同じように「見苦しい姿を晒すぐらいなら辞めろ」というニュアンスの事を言っています。
そして、茉莉音自身も1話のクライマックスまでは「潔く引退しよう」と思っていました。
しかし、茉莉音はトイズを失い過去の栄光に傷をつけてまでも諦めずに悪足掻きをしてきたミルキィホームズ(ミルキィホームズは場末のラーメン屋で働いてたり畑耕してたりFXしてたりなんてしてなかった、いいね!)を見て気持ちが変わります。
「どんなにみっとも悪くても足掻いてみたい」
1話の最後の茉莉音の台詞です。
このように決心した茉莉音に前述のようにほぼ毎話ごとにサブキャラが問いかけます。
「過去の栄光を傷つける惨めな悪足掻きはやめろ」
しかし、茉莉音はいまのところこういう言葉を真摯に受け止め一つずつ成長しながらも決心を曲げていません。
昔からの仲間と離れ離れになっても、新しい仲間と一歩一歩成長していく茉莉音。
諦めずに悪足掻きを続けてエレメントを集め終わった後にはきっと前より格段にパワーアップした茉莉音が見える事でしょう。
<追記>
丁度えみつんが全くではないにしろ歌えなくなったのは何か感慨深いですね。この作品がえみつんの物語に少しでもいい影響を与えてくれるといいですね。あと、全部バックレてもいいんだからゆっくりしてね。