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ゆかし あたらし

いろいろ書きます。穂乃果ちゃんが好きです。

なぜ桜内梨子さんは百合厨である必要があるのか?

先週の3月10日午後2時半頃、皇居の端で僕は途方に暮れてました。

その日はミリオン武道館初日だったのですが何を思ったのか連番者が開場(5時)に間に合わないのにかかわらずその時間には既に現地についてしまっていたのです。あと2時間以上暇なわけです。いいのかわるいのか物販のCDはほとんど列もなくすぐ買えてしまいました。困りました。

仕方がないのでラブライブ!サンシャイン!!の事を考え始めました。なんでアイマスのライブに来てラブライブ!サンシャイン!!の事を考えてるんだよって感じですが初日という事もあり舐めてかかってました。あと単純にラブライバーだからです。

武道館の前でアイマスPが四方八方で名刺交換してるのに震えながら、そして地味に寒い外気に震えながらラブライブ!サンシャイン!!についていろいろ考えてた時に思いついたのが桜内梨子さんが百合厨なのには物語上の意味があるのではという事でした。今日はそれについて話していきたいと思います。

 

桜内梨子さんが百合厨であることはアニメから読み取れる情報だけで異論はないと思います。しかし百合厨と言ってもいろんな種類があります。桜内梨子さんは夢寄りと言われてますが、これからの議論のためにもっと一般的な分類を使いましょう。今回、使用するのは僕のフォロワーのくらみじゃさんが次の記事に説明しているオタクの分類です。

kramija.hatenablog.com

僕はこの分類に従うと夢寄りという事も考えて桜内梨子さんは「1のオタク」であると考えます。しかもかなり強力です。彼女は特別な才能*1を持っており十分に人生の中に物語が成立する余地がありました。しかし内浦に引っ越してきた時にはそれは大分揺らいでいました。ある意味「2aのオタク」に近付いていたのです。

そして、ここから重要なのは高海千歌さんがこのオタクの分類の中で「2aのオタク」であったことです。高海千歌さんには特に目立った才能もなく物語をうまく成立させることができませんでした。そのことに最初は気付かないふりをして架空の才能ある自分を信じて物語を成立させようとしましたがもちろんうまくいきせん。彼女が何をやっても長続きしなかったのはそこに原因があります。しかしスクールアイドルは違いました。細かく話すとそれだけでくっそ長い記事ができちゃうので割愛しますがスクールアイドルなら普通な高海千歌さんでも輝ける、つまり物語を成立させることができるのです。つまり彼女はここで「1のオタク」に近付いたのです。こちらも強力です。

つまり、物語が始まった段階で桜内梨子さんと高海千歌さんの立場はそれまでと逆転してました。このクロスこそが物語上への大きな意味を持つのです。

高海千歌さんは物語が成立しない事の辛さを知っています。そしてそれを知ってる上でそれから脱する方法*2も知っています。だからこそ桜内梨子さんに手を伸ばしたのです。そして強力な「1のオタク」であった所の桜内梨子さんにはそれがクリティカルで効いたのです。

そして桜内梨子さんも自分が過去に物語が成立していたからこそ、そして物語をつよく成立させることに抵抗感がなかったからこそ、物語を成立させようとする高海千歌さんのある意味無謀な行いを馬鹿にすることなく協力するということを選ぶ事ができたのです。

全く違うと思ってた二人にこんな共通点が生まれました。彼女たちの急接近は確かに不思議だったのかもしれませんが夢寄り百合厨であるという設定により意外な側面が見えてきました。

 

百合厨というどう考えてもネタとしか思えない設定、僕も長い間そう考えていました。しかしそれはこうやって物語に深く関わっていたのです。酒井監督と花田十輝がそこまで考えていたのか知りませんが素晴らしい仕事をしてくれた二人に""追加で""5兆いいねです。

*1:芸術全般、アニメでは特にピアノ

*2:脱せそうな方法という方が正しいかも