ラブライブ!サンシャイン!!はなぜつよいのか (μ'sとAqoursの比較によせて)
最初に
まず先に断っておきたいのは僕はそれなりに二次ドルを見てきました。アニメですとプリパラ・アイカツ・プリリズ(AD/DMF)・アイスタ・アイパラ・WUG・アニデレ・ラブライブ無印を全話見てきましたし、曲でいうと更にナナシス・リステ・エビスト・アイコネ・ワルキューレ・ミリオンはよく聴いてますし、ライブはアイマス(ミリ/デレ)・リステ・アイカツ(アイスタ)・WUG・ナナシス・Aqoursを生で見てきています*1。その上で僕は一番好きな二次ドルを聞かれたらAqoursと答えます。
今回は最初にあげた記事を受けてAqoursはなぜ強いのか。Aqoursが何をしようとしているのかという事について書いていきたいと思います。
Aqoursのアニメと構造について
件の記事にはアニメについての言及がなぜかありません*2。細かくアニメの事を言い出すと1話ごとに数千文字の記事ができるのでここでは大雑把にAqoursのアニメのつよさについて考えていきたいと思います。
まず、Aqoursのアニメのテーマはなんでしょう。まあ一言で言うと「輝き」でしょう。しかしそれでは具体性が乏しいのでもっと具体的に考えてみましょう。僕は地方だからできないを「地方だからできる」に変える話だと思っています。
ラブライブというのは元から聖地というか舞台になってる土地をすごく大切にしてきたアニメです。それは次の記事を見て頂ければよく分かると思います。一つは手前味噌で恐縮ですが。
だからこそ今回も同じように舞台を大切にしたお話が出てくると期待していましたが想像以上でした。
いま巷では地方創生や地方再生って言葉が各地で言われています。しかし未だに多くの地方は「寂れた」ままで暮らす人々も行政もどこか諦めています。だからこら地方だからできないを地方だからできるに変えるラブライブ!サンシャイン!!は本当につよいんです。
全国津々浦々どこにでもある普通の田舎町、それでもそこは誰かが育ってきた景色だしだからこそ消しちゃいけない景色なんです。それを分かりやすくちゃんと言い切ったのがラブライブ!サンシャイン!!なんです。
君のこころは輝いてるかい?に「本当に望む事なら叶うんだと証明してみるんだ」という歌詞があります。この物語はそういう日本中に蔓延る閉塞感を本当に望むなら吹き飛ばせるんだと証明するための物語なんです。さっきの記事のコメントに露骨な聖地推しに疑問を呈するようなコメントがありますが、それはナンセンスです。*3ラブライブ!サンシャイン!!がAqoursが目指すところはまず内浦でそれを証明することなんじゃないんでしょうか。
Aqoursのライブについて
まず先に断っていますが僕はそれなりに二次ドルのライブを見てきましたがその中でもAqoursは一つ飛び抜けていました。もちろん僕がずっとラブライブのライブに行きたかったのにチケットが手に入らず行けなかったっていうのもあるでしょうが客観的に見てもあれは素晴らしいライブでした。
何が素晴らしかったかというと確かな意志が感じられた事でした。これはアイマスのライブとかがそうなんですがただ曲やるだけのライブが普通の二次ドルのライブなんです。あくまで曲の盛り上がりでライブを作り上げていく、そんなライブが普通なんです。だからこそそういうライブはセトリだけで評価する事ができます。しかしAqoursは違います。緻密にくみ上げた一本のラインを観客に叩きつけるようなライブなんです。もちろんライブに参加することを重視する人からは物足りなく感じるかもしれませんがだからこそ圧倒されて何も言えなくなるんです。ちなみに他にこのようなライブをするコンテンツはナナシスがあります。
ここからは件の記事の批判になりますがまずアニメを再現するライブというのはデレマスでもやってますしアニメがそれなりに流行った二次ドルだと普通にやることだと僕は感じています。また僕はμ'sのライブは生で見たことがなく一回5thをBDで見ただけですがμ'sのライブはただ曲やるだけのライブに感じられました。確かにそれもいいんでしょうがやっぱり僕はAqoursやナナシスがやってる方が好きです。参加するだけのライブに行きたいならmixや家虎しても白い目で見られないところに行きます。僕はね。
Aqoursの楽曲について
楽曲についての批判は一理あるように感じます。確かにAqoursはブチ上がれる曲は少ないですし、どちらかというとブチ上がれる曲が好きな僕はちょっと不満を感じているのも事実です。しかし、だからAqoursの曲が弱いとは全く感じません。Aqoursの楽曲はラブライブの楽曲でありながらμ'sの楽曲ではないいいさじ加減を感じますし、今までのラブライブでは挑戦してこなかった新しいジャンルにもがんがん挑戦していまし、確かにブチ上がれる曲は少ないですが未熟DREAMERみたいにエモに振った曲は他の二次ドルコンテンツに全く劣っていないと思います。件の記事ではテーマがわかりにくいと言われていますがテーマはさっきも述べた通りきちんと明確にありますしそれが楽曲全体にちゃんと反映されています。そういう事がちゃんと分かっていればAqoursのやろうとしてる事が無謀じゃないとはとてもじゃないけど言えないでしょう。
そして具体的な楽曲比較になった時に出てくる楽曲が恣意的すぎます。SEVENTH HAVENとepisode Soloなら分かりますけどSEVENTH HAVENとDaydream Warriorじゃ確かにどちらもEDMではありますが全く違うジャンルというか雰囲気じゃないですか。スリリング・ワンウェイだってQoPと比べるのはいくら何でも雰囲気が違いすぎませんか。トリコリコの批判だってナナシスから持ってくるならSiSHを持ってくるべきです。こういう雑な比較をしていると主観だけと思われても仕方ないんじゃないんでしょうか。
最後に
この人はラブライブ!サンシャイン!!が現状売るためだけの企画としか思えないと言っていますがそれはどう考えても間違いだと僕は考えています*4。そりゃμ'sと同じくドームに立つ事が目的だと思っているならいまのAqoursのやってる事がμ'sの遺産を食い潰すような行為に見られるかもしれませんが、さっきも説明した通りラブライブ!サンシャイン!!がやろうとしてることはそれよりももっと大きな事なんです。ラブライブ!サンシャイン!!がどれだけ内浦にいや大都市から周縁化された地方に向き合ってきたか。そしてそれをどう変えようとしているのか。それをちゃんと感じてください。僕からはそれだけです。
ラブライブ!サンシャイン!!の個人的副読本です。良かったら本屋で立ち読みするだけでいいんで手に取ってください。
*1:あんまりこういうマウント取りはしたくないんですが件の記事にAqours信者はAqours以外のコンテンツを知らないって書いてあったので念のため
*2:おそらく見てないのでしょう
*3:実際に僕の知り合いにいる聖地巡礼オタクはラブライブ!サンシャイン!!について内浦の魅力を全く伝えられてないと批判していますし僕もその通りだと思います。ただラブライブ!サンシャイン!!は内浦の物語というより普通の田舎町の物語だからそれでいいんです
現役理系大学生が「理系のデート」に思う事
理系男女がデートするとこうなる。 https://t.co/ZEXampfgh5 pic.twitter.com/vUyF7xxLsD
— 山本アリフレッド@リケ恋 (@man_Arihred) February 1, 2017
ちょっと前にTwitterで割と流れていたこの画像。パッと見叩いてる人がいなかったので自分が思うことについていろいろ書いていきます。
まず、この漫画は理系の基本的な常識が抜けています。それが分かるのは3枚目の右上のコマです。男の方の人がアナログ時計を見ながら小数点第2桁まで数字を読み取っています。これは明らかにおかしいです。まず時間にかかわらず長さでも重さでも何でもそうですが目盛りを読むときは最小目盛りの1/10まで読むのが常識です。つまり普通のアナログ時計の場合は秒針の秒単位の目盛りが最小なので1/10秒しか読み取れないわけです。しかし、この人は1/100秒単位まで推測で読み込んでるのです。おかしくないですか?まずそんなに正確な値が読めるんですか?
理系というのは何でも厳密と思われがちですが実際はちょっと違います。確かに数学とかは別かもしれませんが一般的な自然科学では曖昧な物を扱うって事は多々ありますし、それをきちんと扱うための方法があります。これはそれらを全て無視しています。まずこの時の時間を10時00分00秒360ミリ秒とこの人は測定してますが、それが10時00分00秒360ミリ秒000マイクロ秒000ナノ秒001ピコ秒じゃないという保証はできるのでしょうか?またいくら電波時計で1日1回か2回しっかり電波を受信できてても、一般的なクオーツ水晶時計に誤差が1ヶ月辺り15秒から30秒辺りの誤差があるため1日辺り最悪1秒、電波を受信するのが1日2回でこの時が受信直前だとした場合には0.5秒近く誤差がある可能性があります。
このような環境で本当に0.36秒などという値は大きな意味を持つのでしょうか?
もしこの時の計測を正しい方法でおこなったらどうなるのでしょうか。まず先ほど言った通り1/10まで読むのでこの場合の計測値は0.4秒になります。また最悪の場合で±0.5秒ズレてる場合が考えられます。また1/10目盛りでもなかなか読むのは大変なのでこれも±0.25秒ぐらいずれてる可能性を考慮しましょう。それを考慮した場合の正しい計測値は10時00分0.4秒±0.6秒となり、待ち合わせ時間に指定された10時ちょうどはこの範囲の中に入るのです。つまり男の人が本当に女の人が時間に遅れたのか判断するのは不可能なのです。*1
理系警察のような事をしましたが別に僕でも普通のキャラクターがこんな事言ってたらわざわざこんないちゃもんはつけないでしょう。問題はこの漫画が理系というのを大々的にだしながらこんな事を書いてることです。
通常の場合は細かい事に口うるさいというのはネガティブ要素として扱われます。ネガティブなステレオタイプを誤った知識を元に振りまくのは果たしていかがな物でしょうか?
僕は理系単科大学に通ってますけど、同じ大学の友達も大学の教員たちもここまで時間にうるさく言う人たちは見た事ありませんしこれは体感ですがみなさん意外と時間にルーズだったりします。
フィクションにムキになるなと言えばその通りかもしれませんが、ゲラゲラ笑うために誤ったネガティブなステレオタイプを強化するような表現をおこなう事は決して許される事ではないと僕は考えています。
まあそんな感じです。おわりです。
*1:不確かさの計算がガバガバなのでもし間違ってたらご指摘ください
芹澤優さんについての妄想とアイドルについて
ここから先の内容について一つ断っておくことがあります。アイドルがステージ上で見せる姿はその人がパブリックに見せたい姿です。だからファンに求められるのは「本当の性格」探しや勝手なイメージ作りではなくその姿をそのまま受け取ることなのです。なので今からおこなう事は決して正しい事ではありません。実在する人物のパーソナリティに関わる事なんて軽々しく扱っていいわけがないのです。でも僕は書きます。今から書く事は僕が知ってる数少ない彼女の情報から妄想した内容です。それを前提にして読んでくださると幸いです*1。
芹澤優さんは自他ともに認めるナルシスト声優です。では彼女はなぜナルシストになったのでしょう。それは次のページで触れられています。
まあ悪く言えば親が過保護すぎたせいで幼少期特有の全能感が抜けなかったんでしょう。だからこそ彼女は自分の中に可愛くて何でもできる芸能人の自分というキャラクターを実際に芸能人になる前に作り出してその通り実行してしまったのです。しかし中高生になってまでそんな事してたらロクでもないことになることは目に見えてます。実際に彼女は中高で孤立していたそうです。でも彼女はつよいんです、彼女はそんな外圧に負けずにそのキャラクターを演じるためにそして本当に芸能人になるために涙ぐましい努力ができる人間なのです。だからこそ彼女は実際に芸能人になって更にi☆Ris一番の出世頭になったのです。普通の人間だったら絶対にどこかでくじけていたでしょう。
繰り返しますが彼女は努力家です。だから表向きは顔やスタイルなどの先天的な物に頼ったある意味天才キャラのような物*2を演じながら裏ではそれをただの夢で終わらせないために必死に努力をしているのです。しかし彼女も万能ではありません。だからブログやTwitterなどでついいろいろ悩みながらうじうじしてるところを見せてしまう。だからファンからはメンヘラやら面倒くさいやら言われてしまう事がある。しかしそれでも否定されることは決してないのです。そのような事を感じさせる事がこないだのわぐりすでもありました。芹澤優さんがキツいナルシスト発言をした時の事です。それにファンが肯定的な反応*3をした時に司会の鷲崎健さんが「(ファンが)そうやって甘やかすから化け物が生まれるんだよ。」とツッコミを入れていました。
しかしこれはこれはファンがこうやって甘やかすから彼女はなりたいいたい化け物の姿のままでいられるということではないのでしょうか。これはどれだけすばらしいことなのでしょう。ナルシストも情緒不安定も今の世間一般では矯正されるべきパーソナリティとして扱われますが"ここ"では違います。全て個性として尊重されるのです。人間の心に表と裏なんかありません。全部が表で全てがここでは肯定されるのです。繰り返しますがなんと素晴らしい事なのでしょう。ナルシストな「スーパーマン」な姿、それを必死に演じようとする姿、しかしそうじゃない弱い自分を表に出しちゃう姿、それでも必死に必死に努力する姿、ステージ上で心底楽しそうに「スーパーマン」を演じる姿、そして何よりその正当な対価であるところの承認を受け取ってとても幸せそうにしてる姿、全てが尊く美しいんです。彼女は先ほどの記事で次のような事を言っています。
私を好きでいてくれる人のために私も私を好きでいようと思ってるから、好きでいてくれる人が増えれば増えるだけ、自分のことを好きになれるし、芹澤優という人間の世界が広がる気もしますし。
まさにこれぞアイドルの本質ではないのでしょうか。ああアイドルはなんと素晴らしいのでしょう。全ての努力に、全ての「アイドル」に幸あれ。
この記事はわぐりすを見に行った日にオタクからのレスポンスにちょっと照れてる芹澤優さんを見て考えたいろいろを日記帳に殴り書きしたのを起こした物です。文体をちょっと変えて一部を加筆修正していますが概ね内容は同じだと思います。1ヶ月ぶりぐらいに日記帳ひらいたらちょうど目に入って読んでみたら悪くなかったのでそのまま書き起こすことにしました。わぐりすのステージ見てたら一瞬で、芹澤優さんいっぱちゅきになっちゃいましたね。
一番キュートなぷりぃ 一番サイコーなぷりぃ
いつでもハッピー ぷりまいてみせる
新しいアイドルみせる
ぷ♥ぷ♥ぷ♥ プリプリぷり(ぷぷぷ) 夢を磨くぷり(ぷ!り!ぱ!)
しせん私だけにちょうだい ココにぷりぷり(ぴゅんっ!)
ぷ♥ぷ♥ぷ♥ あっぷあっぷり(あぷぷ) 溺れるほどぷり(てんしょんあっぷ!)
とれたて(ぷ!) ぷりっとなハ~ト
グレードアッぷりっ!
ー『ぷりっとぱ~ふぇくと』 南みれぃ(CV.芹澤優)
Kindle Unlimitedの私的おすすめ本
定額で電子書籍が読み放題になるKindle Unlimited。一時期大量の削除にあって一気にオワコン化しましたが今はぼちぼち戻ってきて悪くない感じになってます。しかし、Kindle Unlimitedは最高に本が探しにくい。新着順で探すしかないんです。というわけで今回は自分がKindle Unlimitedで見つけたいい感じの本を紹介していきたいと思います。漫画とかは既に何人も紹介してる人がいるのでノンフィクション中心で。ぼちぼち追加していきます。
震災復興の経済学
復興予算は本当に適当だったのか?原発事故は本当に防げなかったのか?という疑問に丁寧に答えられています。原発事故が最悪の結末になった原因が適切なマニュアルが選択できなかったからという指摘はいろいろと学ぶ物があると思います。
羽田 VS 成田
羽田再国際化の経緯とこれから取るべき日本の空港政策について書かれています。一般政策でもグランドストラテジーをきちんと作ることの重要性をひしひしと感じました。
承認欲求
タイトルの通りです。アイドルのオタクはどうぞ。
承認をめぐる病
なぜ桜内梨子さんは百合厨である必要があるのか?
先週の3月10日午後2時半頃、皇居の端で僕は途方に暮れてました。
その日はミリオン武道館初日だったのですが何を思ったのか連番者が開場(5時)に間に合わないのにかかわらずその時間には既に現地についてしまっていたのです。あと2時間以上暇なわけです。いいのかわるいのか物販のCDはほとんど列もなくすぐ買えてしまいました。困りました。
仕方がないのでラブライブ!サンシャイン!!の事を考え始めました。なんでアイマスのライブに来てラブライブ!サンシャイン!!の事を考えてるんだよって感じですが初日という事もあり舐めてかかってました。あと単純にラブライバーだからです。
武道館の前でアイマスPが四方八方で名刺交換してるのに震えながら、そして地味に寒い外気に震えながらラブライブ!サンシャイン!!についていろいろ考えてた時に思いついたのが桜内梨子さんが百合厨なのには物語上の意味があるのではという事でした。今日はそれについて話していきたいと思います。
桜内梨子さんが百合厨であることはアニメから読み取れる情報だけで異論はないと思います。しかし百合厨と言ってもいろんな種類があります。桜内梨子さんは夢寄りと言われてますが、これからの議論のためにもっと一般的な分類を使いましょう。今回、使用するのは僕のフォロワーのくらみじゃさんが次の記事に説明しているオタクの分類です。
僕はこの分類に従うと夢寄りという事も考えて桜内梨子さんは「1のオタク」であると考えます。しかもかなり強力です。彼女は特別な才能*1を持っており十分に人生の中に物語が成立する余地がありました。しかし内浦に引っ越してきた時にはそれは大分揺らいでいました。ある意味「2aのオタク」に近付いていたのです。
そして、ここから重要なのは高海千歌さんがこのオタクの分類の中で「2aのオタク」であったことです。高海千歌さんには特に目立った才能もなく物語をうまく成立させることができませんでした。そのことに最初は気付かないふりをして架空の才能ある自分を信じて物語を成立させようとしましたがもちろんうまくいきせん。彼女が何をやっても長続きしなかったのはそこに原因があります。しかしスクールアイドルは違いました。細かく話すとそれだけでくっそ長い記事ができちゃうので割愛しますがスクールアイドルなら普通な高海千歌さんでも輝ける、つまり物語を成立させることができるのです。つまり彼女はここで「1のオタク」に近付いたのです。こちらも強力です。
つまり、物語が始まった段階で桜内梨子さんと高海千歌さんの立場はそれまでと逆転してました。このクロスこそが物語上への大きな意味を持つのです。
高海千歌さんは物語が成立しない事の辛さを知っています。そしてそれを知ってる上でそれから脱する方法*2も知っています。だからこそ桜内梨子さんに手を伸ばしたのです。そして強力な「1のオタク」であった所の桜内梨子さんにはそれがクリティカルで効いたのです。
そして桜内梨子さんも自分が過去に物語が成立していたからこそ、そして物語をつよく成立させることに抵抗感がなかったからこそ、物語を成立させようとする高海千歌さんのある意味無謀な行いを馬鹿にすることなく協力するということを選ぶ事ができたのです。
全く違うと思ってた二人にこんな共通点が生まれました。彼女たちの急接近は確かに不思議だったのかもしれませんが夢寄り百合厨であるという設定により意外な側面が見えてきました。
百合厨というどう考えてもネタとしか思えない設定、僕も長い間そう考えていました。しかしそれはこうやって物語に深く関わっていたのです。酒井監督と花田十輝がそこまで考えていたのか知りませんが素晴らしい仕事をしてくれた二人に""追加で""5兆いいねです。
TrySailのTRYangleHarmony
敬称略
第1回
・小芝居
・命名の由来
・・三人で考えた
・「フルフル」の説明
・・心を振るわす
・・天はぶるぶる
・・もちょは寒くてふるふる
OP
・1分間自己紹介
・・雨宮天←青で画像検索
・・麻倉もも←自称しっかり者 生きるのが楽しい
宣伝
・ふつおた開始
・津島の米さん「どれほど仲がいい?」
・・特別なティーパーティー 真面茶会←マジでいろいろ話し合う 笑いあり泣きあり
・・交換日記もしてる←もちょなんす天の順 初めてから1年でもうすぐ1冊 どうでもいい質問ばかり
・とぐさ斉藤さん「どういったラジオにしたい?要望はあるか?」
・・野望=雨宮天
・・TRYするコーナーが欲しい
・・もちょ「ハーモニーかなでたい」
・・ふつおたコーナーの名前がつけたい←ナプゲのコーナー?ノーマルメールで「まるめーる」
・全員やっとフルフルしだす
ED
第2回
・今回の目標はわちゃっとしない
・昨日は成人式←雨宮天成人
・・天が目指す大人な女性←客観視 役割にこたえられる
・・雨宮天「これからも二人はオブラートなしで」
OP
・まるめーるしかコーナーがない
・トラハモお当番コーナー会議
・・雨宮天ー元気を与え合いたい。ネガティブなところだけに自信がある。2人の力を借りてポジティブ思考にTRY。雨のち青天。青天の読みをスカイブルーにしたかった。人生は辛い←もちょ「そうかな?」。
・もちょとなんすは時間切れ
・まるめーる
・かりすきんぐふぉーむさん「年賀状貰って夢のよう。私なんかが貰っていいのか。」
・・天ーあんなに年賀状書いたの始めていつも一桁 母親に見せたら喪中?って言われた 色や絵を使うのが苦手
・・なんすー全部手書き 絵が一番うまい
・・もちょーピンク色 父親に確認 自分じゃない似顔絵なのにもちょだよって書いちゃった
・はるさん「3人の顔合わせと印象」
・・初めては会社 2年前
・・天ーもちょなんす「高原のお嬢様(ワンピース+女優帽)」 高校生で友達がいないからあんまり私服を着る機会がなかった だから服に興味がなくてそこに服があったからそれを着た
・・なんすー最初は全面ピンク黒髪ロングぱっつん もちょ「アイドルがきた!」
・・三人とも猫かぶってた(もちょはすぐほつれた)
ED
・今日の目標は達成できたか?
・お知らせ
第3回
・今日から本日のふるふるトピックス
・・もちょ「ベットの中で刺繍をしてた時にベッドに針を落としてなくしちゃったからふるふるしながら寝てる」←ぶるぶる
OP
・もちょだけOPをちゃんと言ってない
・まるめーる
・もーらさん「3人のイメージカラーの由来」
・・SphereのライブTシャツをたまたま渡された時の色←レッスン着にしてた
・・なんす「意識的に黄色を着るようになってきた」←天「似合うよ」
・・なんす「昔はピンクが好きだったけど黄色が大きな存在に。みなさんも作ろう。」
・たねこさん「3人は少し変わってる 自分の変わってるところをアピールして」
・・なんす「動物が好きだけど愛犬にさえ嫌われてる 撫でると5秒で威嚇されて噛まれる」
・・天「お正月は父の実家で親戚一同毎晩麻雀大会 小学生高学年から仕込まれる 今年辺りやっと役が分かってきた」←もちょ「役?演じるの?」「焼肉のやくなの?」天「個人的にあとで話そう」
・続トラハモお当番コーナー会議
・なんす 人物像から→趣味いちご観察
・・天もちょ「中立 三日坊主 動物好き」「いちご観察」
・・ピンク好きの起源はいちごから、そしていちごグッズに手を出す、いちご観察は味比べ
・・今はいちご観察じゃなくてパンダ←なんす「パンダをフューチャーして」
・・なんす「(パンダの)白黒はっきりしてるところが好き」←もちょ天「長くなるな…」
・・白黒はっきりつけようぜだといいね
・・二択にして悩んでる方に白黒つける←なんす「鰈と平目どっちが美味しいかとか?」
・・コーナー名はパンダはいれたい、白黒つけましょう、SHOW
・・なんす「結構フルフルしてるよ」←決定
・もちょ 人物像から→趣味列挙←もちょ「そうなんだ」
・・天なんす「名言集つけてる 古い物が好き とにかくボケ」
・・もちょ「元気をやり取りしたい 笑いたい」
・・もちょ「中学の頃からずっとつけてる名言集をフューチャーして みんなの名言を聞いてみたい記したい」
・・め"もちょ"う→もちょのメモ帳→もちょの名言メもちょ
・・決定→3人全員決定
ED
・次回から頑張っていきましょう
・お知らせ
本当にすいませんでした。
先日、「i☆Ris&WUG バレンタインLIVE」の昼公演に行ってきました。心が芹澤優さんでいっぱいになったり、一度だけの恋ならでブチ上がったりWhite Loveで優勝したりまあ楽しかったんですが今日WUGのブログを適当に見てたらこんな記事を見つけました。
来てない人には何があったか本当に????って感じでしょうし軽く説明しましょう。
・わぐりすの企画で○○な人ランキングっていうアンケート企画があった。
↓
・そこで「一番良い嫁なりそうなのは」って企画があった。
↓
・それで奥野香耶さんが1位になった。そして理由が「圧倒的人妻感」だった。*1
↓
・本人ちょっと怒った。
こんな感じです。
企画は企画なので多少怒る人がいても軽く流しちゃいましたが、ダメですよね。僕も深刻に考えずゲラゲラ笑っていました。
まずいいお嫁さんランキングっていうのがとても危ういですよね。それテンプレまずい質問ですよね。流石に鈍い僕でもマズいでしょって思ってアンケートに答えるのは控えてたんですが実際に会場で一緒になって楽しんでたので同罪ですよね。いやそれどころかそれに地域性を絡めた最低な事を考えてたので本当にダメですよね。
せっかくのイベントなのに楽しんで欲しいのは僕たちも同じなのに傷ついちゃうってそんなことあって欲しくないですよね。
とにかく何が言いたいのかと言うとオタクのくせに声優さんを傷つけるような事に加担して本当に本当にごめんなさい。反省しています。
本当はいいお嫁さんというのがなぜいけないのかうだうだ自分の事を棚に上げてこの後に書くつもりですがそんな事しても仕方がないですよね。そっちはたぶんそのうちTwitterでうだうだ言ってると思います。本当にごめんなさい。
*1:アンケートはワーストとベストの他にそれぞれの理由も入力させられるのでそれの一部が読み上げられました。